詐欺容疑でオウム元信者の斎藤被告を追送検へ 偽名保険証で医療機関を受診オウム真理教の元幹部、平田信(まこと)被告(46)=爆発物取締罰則違反などの罪で起訴=をかくまった犯人蔵匿の罪などで起訴された元信者、斎藤明美被告(49)が、偽名を使って入手した健康保険証で通院したなどとして、警視庁は詐欺の疑いで、斎藤被告を24日に追送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。調べに対し、斎藤被告は送検容疑を認めているという。
警視庁の調べでは、斎藤被告は特別手配されていた平田被告をかくまう一方、「吉川祥子」の偽名で大阪府東大阪市の整体院に就職。平成12年、同院を運営する法人を通じて、同じ偽名の保険証を入手し、複数の医療機関で治療を受け、医療費の支払いを免れた疑いなどが持たれている。
整体院側は、斎藤被告の偽名の履歴書を信用し、住民票などで本人を確認する作業はしていなかった。旧社会保険事務所(現全国健康保険協会)への保険証申請手続きの際も、氏名や住所、生年月日などの記入が必要だが、住民票などの添付は不要で、保険証は申請通りに発行されていた。
斎藤被告の弁護人によると、斎藤被告は保険証を使い、銀行の口座を開設したほか、レンタルビデオ店の会員証を入手していた。保険証入手の経緯について「もらえちゃったんです」と自身も意外だったと説明。「これで東大阪市にしばらく住めると思った」とも話し、逃亡生活の展望が開けるきっかけだったことを明かしていた。(産経ニュースより)
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